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光栄封神演義 ドラマCD の感想

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鄧嬋玉(描いたの中学生以来)

小学生のころから光栄の『封神演義』シリーズが大好きだったわたし。

中学生のときドラマCDの存在を知り、「欲しい!!」と思ったものの、当時既に発売から数年経っていてどこで入手すればよいのかわからなかった。


それから15年ほど経ち、先日 Amazon で購入できました!
中学生のとき、ネット情報で「味方キャラが死ぬ」と聞いたことと、『封神演義』は私の中でアンタッチャブルな聖域のような作品になっていたことなどが理由で、今まで遠ざけてしまっていた。
最近やっと聴くことができたので感想のメモ。

 

感想のメモ:

  • とにかく最高でした!!
  • 普通にシナリオが良かった…。ノベライズしてほしい。
  • ゲームよりも原作を踏襲しているところが多くて良い(封神計画の前に太公望が占い師を始める、哪吒が汜水関で通行料を要求する、黄飛虎・黄天化・黄天祥・鄧嬋玉・竜吉公主が封神榜に載っているが妲己の名前はない、など)。
  • 哪吒や黄天化に「あんたが大将〜!?」と言われてもあんまり気にしていない様子の太公望、メンタルつよい。
  • 雷震子に撃ち落され、哮天犬にやられる太公望。序盤は情けなくて好き。終盤のかっこよさが際立つ。
  • 火竜鏢を奪ってしまう太公望、ちゃっかりしてて笑った。原作だと黄天化が使ってたな。
  • 封神榜を渡されたときの固い音(カタッとする)、ちゃんと竹簡の音で細かいなぁ。
  • 天命は民衆であること、太公望が天命を変えること、妲己に喰われた魂の解放が封神演義の目的ということ、良いシナリオだなぁ。
  • そして太公望妲己の名前を封神傍に加えてしまうところ。確かに、私も原作を読んで妲己の名前が封神榜にないのは不思議に思っていた。
  • 紂王が妲己を妖魔と知りつつ愛しているところ泣けます。魂魄になっても紂王にすがる妲己も。
  • ブコメ要素! 白鶴、鄧嬋玉による太公望の取り合い、かわいい。白鶴が太公望にキスしちゃったり、鄧嬋玉は太公望と抱き合ったり、「どっちが太公望とくっつくのかな?」と思わせておいて、最後はやはりどちらからも逃げられてしまうのか…。
  • 味方では唯一、黄飛虎が封神されてしまった…。おじさんは死ぬのか…。
  • 趙公明がすごくいい。思っていたよりも荒っぽい声や話し方が、最初は「イメージと違うかも」と思ったけどだんだんと好きになってしまう。
  • 申公豹の声はイメージ通り。
  • 黄天祥は声変わりしつつあるくらいの声なんだなぁ。もっと幼いかと思っていた。
  • 黄天化かっこいい。天太心がくすぐられて「大丈夫か太公望!」でドキッとしてしまう。



とにかく最高でした!!
最近はずっと作業用BGMにしている。