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なんでもメモする場所

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

あんまり参考にならなかった妊活本のメモ

1.『母になるために大切にしたい妊活の習慣』服部雄志、WAVE 出版、2021 人工授精・体外受精・顕微受精においても、セックスの回数が多いほど妊娠率が高まるという海外の研究もあります。 なんでだろう?? 論文探してみようかな。 豆乳、バナナ、ヨーグルト…

横田佳昌『あなたは体外受精でなくても、妊娠できるのでは?』

横田佳昌『あなたは体外受精でなくても、妊娠できるのでは?』文芸社、2018 原因不明不妊だったら体外受精を続けないといけないと思っていたので、読んでみてよかった。以下はそのメモです。 当院では卵管が正常で精子も正常なのに妊娠しない、いわゆる原因…

山本文緒『ばにらさま』

山本文緒『ばにらさま』文藝春秋、2021 山本文緒は、2015年ころにエッセイ『結婚願望』だけ読んだことがあった。小説を読むのは初めてだったけど、とても好きな文章。以下はお気に入りの表現のメモ。 ばにらさま この界隈で働く女性は、大雑把にふたつに分け…

橋迫瑞穂『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』

橋迫瑞穂『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』集英社、2021 妊娠に関するスピリチュアルな言説に悩んでたのでこれは良い本。 そこには、産むことを決断する意味や価値を、自分の内側に積極的に見いださなければならない日本の現況がある。 なぜならこの…

ジュリア・キャメロン『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』

ジュリア・キャメロン『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』菅靖彦訳、サンマーク出版、2001 2015年11月28日に読んだ。トモコ・カーさんの Voicy を聞いて思い出した。 以下は当時の読書メモだけど、今読むとあんまり刺さらない箇所も多い。 もう一回…

山内マリコ『あたしたちよくやってる』

山内マリコ『あたしたちよくやってる』幻冬舎、2021 なにも買わなくても満たされるこんな遊びをする休日、彼女は春の庭をふわふわ飛びまわる蝶々になった気分で、都会の雑踏をすいすいかき分けてゆく。 好きな表現。 なーんだ、この人、守られてたのか。(. …

江國香織『とるにたらないものもの』集英社、2006

『とるにたらないものもの』(江國香織、集英社、2006) 2017年の8月に初めて読んだ。実家に置いといたのをたまたま見つけて、4年ぶりに読み返してみた。 信号の緑は青みがかった翠だが、たまに青くない緑の信号がある。(. . .)たぶん、型のふるいものなの…

山内マリコ『パリ行ったことないの』

山内マリコ『パリ行ったことないの』集英社、2014 それでいて旦那との仲だけが、年月に比例してどんどん濃密に、深まっていくのだ。友達と疎遠になり仲がしぼんでいく一方で、旦那との究極的に馴れ合った、死ぬほど心地いいドメスティックな安らぎだけが膨張…