2022-10-10 山本文緒『そして私は一人になった』 読書日記 山本文緒『そして私は一人になった』KADOKAWA、1997 泣いていても夜空に消えてしまった原稿は帰ってこない。 異常なぐらい私は日記をつけるのが好きなようだ。 前に「小説現代」に掲載された「プラナリア」という短編の扉絵があまりに素敵で気に入って、「もらえないかなぁ」と言っていたらそれを描いた井筒啓之さんが、額装までして送ってくださったのだ。大変恐縮するけれどすごく嬉しくてさっそく壁に飾った。